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はじめに
迷い猫犬を保護した人が、警察や交番に持ち込みますと、動物管理センターに移動され、飼い猫では受取人が現れなければ4日目に殺処分、野良猫と判断されれば即日殺処分。犬の場合はもう少し保護期間が長くなりますが、飼い主本人が受け取りに来なければ殺処分されてしまいます。 保護した人も、受け取った警察官も、この事実を全く知りません。
猫犬がいなくなったら、行政によって処分されてしまう前に、連絡しておくことが重要です。保護した人が飼い主さんを探してくれるだろうと善意で行動したことが、保健所では通常の業務(処分)をするだけです。保護したら絶対に警察には持ち込まないよう注意してください。
是非お読み下さい
猫犬がいなくなったら、上記にも書きましたが、管轄の保健所、役場、警察に保護されていないか確認します。持ち込まれていなければ、逃げた猫の特徴と逃げ出した日時を説明し、持ち込まれた時、連絡してもらうように、自分の連絡先を伝えます。清掃局に車で轢かれた猫犬がいなかったかも確認します。
管理人はこの迷い猫犬掲示板を始めて4年目になりますが、ネットでの探索は残念ながらまだまだ非力であることを認めざるをえません。将来はきっと猫犬を探すにはネットが大活躍すると思いますが、この様なサイトがあることを知らない人がほとんどで、さらに迷い猫犬を見かけても、気にとめてくださる人も少数です。このような理由から、チラシのポスティングや、ポスターが最も力を発揮すると考えるようになりました。
猫は行動半径が少なく、最大に見積もっても半径200m以内にいます。雄猫はもう少し広がるかもしれません。こうした行動範囲が狭いことから、迷い猫の捜索にはチラシのポスティングや、ポスターを作り、見かけた人がいないか、たずね歩くことが最も有効的だと思うようになりました。A6やハガキサイズのチラシでよいですので、パソコンで作って印刷してください。
逃げてまだ間がない時は、近くにいても昼間は恐怖心からどこかにじっと潜んでいて、夜になると何度も帰っているものです。家の中に入ることができる工夫をしましょう。自宅に帰る途中に縄張りをもつ強いボス猫がいる時は帰ることができないことがあります。捕獲器が借りられれば、缶詰などの匂いのよいエサを中に置いて待ちます。猫ちゃんが使っていたトイレの砂があれば周辺にまいておきますと安心して寄ってきます。その他、猫ちゃんのニオイがついている毛布やケージなどを外に置いておくのもよいでしょう。会ではこの方法が一番効果的でした。
近所に猫が好んで潜むことができる場所はないでしょうか。空家、材木置き場、資材置き場など隠れるのに好都合で、人の気配が少ない場所を好みます。といって人里離れた食事が得られにくいところには居ません。管理人の猫が脱走すると、いつも近所の材木置き場にいました。近所の猫ちゃんがいなくなったとき、私はすぐにこの材木置き場に潜んでいると直感し、そこで姿を見かけ飼い主さんが缶詰でさそって保護に成功しました。このように猫の好みそうな場所は共通しています。この時も捕獲器を使えば簡単です。逃げてから1ヶ月経過したのち保護できたこともあります。会で譲渡した仔たちが何度か逃げ出しましたが90%以上保護に成功しています。どうか諦めないで探してください。
会では捕獲器を無料で貸し出しています。ただし、捕獲器は大変高価なもので、保証金12.500円をあらかじめ入金していただき、返却時に全額お返しします。宅配便は片道1.270円ほど。大垣市まで取りに来ていただいても結構です。
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